5月28日、ギリシャのサケラロプル大統領(右)を和服姿で表敬訪問された佳子さま(写真・EPA=時事)

 日本との外交関係樹立125周年にあたり、ギリシャを公式訪問していた秋篠宮家の佳子さまが6日間の日程を終え、アテネ国際空港から英国のヒースロー空港を経由して6月1日午後、帰国された。

「ギリシャ滞在中は、サケラロプル大統領を表敬訪問され、パルテノン神殿の修復作業をご視察。地中海北部のイオニア海に浮かぶケルキラ島では、世界遺産である旧市街をご訪問し、住民と交流されました。

 また、国立ギリシャろう者施設ではギリシャの手話をお使いになり、聴覚に障害がある方たちとコミュニケーションをとられました」(皇室担当記者)

 今回のご訪問では、佳子さまのファッションも注目を集めた。なかでも、パルテノン神殿を視察された際にお召しになられていた、鮮やかなブルーのサマーニットが話題になった。

「このサマーニットは、前後を逆にしても着られるツーウェイの、『Pierrot』というブランドの商品ではないかと報じられると、同社には問い合わせが殺到。販売価格が2990円で洗濯も可能ということから、品切れになったそうです。その後、販売再開になったそうですが、やはり注文が殺到したということです。また、この商品はネットでの限定販売ということで、世間では『佳子さまもネット通販を利用されているのか』と、驚きの声があがりました。

 国費で日本の学校に留学していたギリシャ人との面会では、鮮やかな杏色のワンピースをお召しになられていましたが、これは母の紀子さまと、姉の眞子さんから受け継がれたお洋服だということです」(週刊誌記者)

 こうした「親近感」もあり、日本では連日、佳子さまご様子が報道された。

「気品を漂わせながらも、親しく微笑まれる『佳子さまスマイル』と、優しい語り口調に魅了されている国民が多いようです。Xには《佳子さまの分け隔てないギリシャの方々との交流を観て佳子さまをはじめ皇室にも好感を持ちました》《佳子さまは女性にも人気なんだよねぇ 男性は佳子さまを女神のように扱っています》などの書き込みがありました」(同前)

 さらにはXに《宮内庁さん、せっかくインスタやってるんだから、こう佳子さまのももっと、載せてもよろしいのではと》《一般国民が佳子さまのお写真が見たくてインスタを開いても一枚もないとなると宮内庁、おかしい!と誰もが気付くことになる》《宮内庁のインスタをフォローしてたけど、佳子さま全然出てこないのねん》などの声が。

 宮内庁は4月1日、公式Instagramを開設。フォロワー数は141万人になるが、そこへの佳子さまの登場を熱望する国民が多いようだ。