赤・青・黄色のアクセントが施された新色「Nothing Phone (2a) Special Edition」が登場!

Nothing Technologyは29日、同社が展開している「Nothing」ブランドにおいて今年3月に発売した第3弾スマートフォン(スマホ)「Nothing Phone (2a)」(型番:A142)の新色「Nothing Phone (2a) Special Edition」を発表しています。日本を含めて順次発売され、日本では公式Webサイト( https://jp.nothing.tech/ )内の公式Webストアにて2024年6月中旬以降に数量限定で発売するとのこと。

日本で発売されるモデルは12GB内蔵メモリー(RAM)および256GB内蔵ストレージで、日本市場でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)に対応しており、価格(金額はすべて税込)は55,800円となっています。なお、Nothingのイギリス・ロンドンにある直営店「Nothing Store Soho」ではNothing Phone (2a) Special Editionの販売を実店舗で初となる販売を現地時間の6月1日(土)11時より数量限定かつ先着順で行うということです。


Nothing Phone (2a)はこれまでのNothing Phoneシリーズと同様に背面に光る「Glyphインターフェイス」を搭載しており、ハイエンドモデルであるNothing Phone (2)よりも性能を落とすことで価格を抑えており、チップセット(SoC)には専用に開発された第2世代4nmプロセス製造のMediaTek製「Dimensity 7200 Pro 5G」を搭載し、オクタコアCPU(2.8GHz Arm Cortex-A715コア×2+2.0GHz Arm Cortex-A510コア×6)およびArm Mali-G610 MC4 GPUなどを内蔵しています。

今回、新たに登場したNothing Phone (2a) Special Editionはロンドンのキングスクロスを拠点とするインダストリアル・デザイン・チームによってレッドおよびブルー、イエローを用いた独自の配色を実現し、Nothingのブランドアイデンティティーにおいてこの三原色が果たしてきた役割を称えるように配色が施され、この3色が1つの製品に配色されるのはNothing製品では初めてとなっています。


発表に際してNothing Design DirectorのAdam Bates氏は「Phone (2a) Special Editionを発表できることを大変嬉しく思います。私たちがこれまでの製品に用いてきたレッド、イエロー、ブルーという三原色が持つ可能性を追求した初の製品です。そのデザインは、過去の偉大なデザイナーたちのオマージュでありながら、スマートフォンとしての新しい表現を生み出しています。Phone (2a) Special Editionは、単なる機能デバイスを超え、印象的なアート作品に昇華した存在です。」とコメントしています。

またディスプレイは上部中央にパンチホールのある約6.7インチFHD+(1080×2412ドット)低温多結晶酸化物(LTPO)フレキシブルOLED(約394ppi)を搭載し、10bitカラー(10億700万色)表示やHDR10+、SGSローブルーライト、コントラスト比500万:1、明るさ最大1300nits、PWM調光2160Hz、色域DCI-P3 100%、30〜120Hzアダプティブリフレッシュレート、240Hzタッチサンプリングレートに対応し、画面占有率は91.65%に達しているとのこと。


画面はCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass 5」で覆われており、パンチホール部分には約3200万画素CMOS(1/2.74型)+広角レンズ(F2.2)のフロントカメラが内蔵され、顔認証に対応しているほか、生体認証としては画面内指紋センサーも搭載しています。リアカメラはNothing Phone (2)と同じく以下のデュアル構成で、新登場 TrueLens写真処理技術によってより繊細に映し出し、AIによるシーン検出のほか、Night ModeやMotion Capture、Portrait Optimiser、Ultra XDR、アクションモードなどに対応しています。

・約5000万画素CMOS(Sony製「IMX890」、1/1.56型、1画素1μm)+広角レンズ(F1.88、焦点距離24mm、OIS、EIS)
・約5000万画素CMOS(Samsung製「JN1」、1/2.76型)+超広角・マクロレンズ(F2.2、画角114°、接写4cm、EIS)

主な仕様は5000mAhバッテリーや急速充電(最大45W)、USB Type-C端子、触覚タッチモーター、環境光センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、近接センサー、センサーコア、電子コンパス、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、NFC Type A/B、位置情報取得(シングルバンドA-GNSS)、デュアルステレオスピーカー、マイク、生活防水・防塵(IP54準拠)など。なお、ワンセグやmicroSDカードなどの外部ストレージスロットは非対応。サイズは約161.74×76.32×8.55mm、質量は約190g、本体色はブラックとミルクの2色展開。SIMはnanoSIMカード(4FF)が2つのデュアルSIMに対応し、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。

5G NR: n1, n3, n5, n7, n8, n20, n28, n38, n40, n41, n66, n77, n78
4G LTE: Band 1, 3, 4, 5, 7, 8, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 39, 40, 41, 42, 66
3G W-CDMA: Band I, IV, V, VI, VIII, XIX
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz


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記事執筆:memn0ck


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