遠藤が担ったアンカーの補強が急務と取り沙汰されている。(C)Getty Images

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 アルネ・スロット監督に招聘した新生リバプールの補強第1号は、やはり守備的MFになるかもしれない。

 英メディア『Football365』は5月28日、「リバプール、アルネ・スロット革命の第1号選手としてアタランタのMFを狙う」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。

「イタリアの報道によると、プレミアリーグリバプールがアタランタのミッドフィールダー、エデルソンの獲得レースに参入した。レッズは、スロットの時代を力強い足取りでスタートさせたいと望んでおり、24歳のブラジル人選手は、ユルゲン・クロップの後継者に選ばれたオランダ人にとって理想的な最初の契約となるだろう」

 リバプールは、同じアタランタでも、スロット監督のAZ時代の教え子であるトゥーン・コープマイネルスを狙っていると取り沙汰されていたが、「エデルソンのパフォーマンスが印象的だったため、レッズのスカウトは関心を移した」と綴っている。
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 また、英メディア『FOOTBALL FANCAST』も「エデルソンは、中盤の底でエンドウの強化が必要なことを考えると、まさにリバプールが夏の移籍市場で探していた選手かもしれない。この日本人選手はシーズンの大部分で立派な仕事をしたが、現在31歳であり、技術的な意味では限界がある」と主張。こう続けている。

「対照的に、アタランタのスターは、レッズのベテランより7歳も若く、先週の決勝でレバークーゼンを破り、現在のクラブでヨーロッパリーグ(EL)優勝を飾ったばかりだ」

 とはいえ、日本代表MFもプレミアを経験したアドバンテージがある。簡単にポジションを譲るつもりはさらさらないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部