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ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』がを抜き、米国で2024年最大のオープニング興行収入(公開時点)を記録する可能性が高まってきた。米が報じている。

本作は人気作『インサイド・ヘッド』(2015)の続編で、主人公の少女・ライリーが思春期を迎え、高校入学という人生の転機を経験する。彼女を幼い頃から見守って来た頭の中の感情・ヨロコビやカナシミたちの前に、ある日、シンパイ率いる“大人の感情”たちが現れたことで感情の嵐が巻き起こり……。

業界の予想によると、『インサイド・ヘッド2』は2024年6月14日の米国公開から3日間で8,000万~8,500万ドルを記録する見通し。少なくとも『ゴジラxコング 新たなる帝国』の8,000万ドルを、うまくいけば『デューン 砂の惑星 PART2』の8,250万ドルを超えて、今年の公開作として最高のスタートを切ることになりそうだ。

もっとも、前作『インサイド・ヘッド』の米国オープニング興収は9,044万ドルなので、9年越しの続編はこれには及びそうにない。次なるポイントは、前作の米国累計興収3億5,692万ドルにどこまで迫れるかだろう。また、『デューン 砂の惑星 PART2』は米国興収2億8,214万ドル(本記事時点)だから、これを超えられるかどうかもひとつの論点だ。『インサイド・ヘッド2』はティーンの女性や母親から熱い注目を浴びているというから、ここから客層をいかに広げてゆくかも興行のカギとなる。

一方、コロナ禍以降は興行的な苦戦を強いられてきたピクサーにとって、本作の興行予想が明るいニュースであることは確かだ。『バズ・ライトイヤー』(2022)は5,507万ドル、『マイ・エレメント』(2023)は2,960万ドルというオープニング成績で、どちらも渋いスタートとなっていたのである(もっとも後者は粘り強い興行をつづけ、米国興収1億5,442万ドルという健闘を見せていたが)。

なお、ディズニーは『インサイド・ヘッド2』に続き、マーベル映画『デッドプール&ウルヴァリン』が7月26日(金)に日米同時公開を迎える。同作はチケット先行販売の初日販売数が2024年最高記録を樹立しており、『インサイド・ヘッド2』を上回るスタートとなる見込みだ。

ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』は8月1日(木)公開。日本公開は『デッドプール&ウルヴァリン』が先行する。

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