「ひどいよ…」カオリ(田中みな実)“暴走”までの悲しい真実。親友からの痛烈な一言<Destiny>

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第1〜4話の見逃し配信再生数が累計1000万回(ビデオリサーチにて算出/10,297,881回/期間:4月9日〜4月30日)を突破、衝撃的な展開で話題を呼んでいる石原さとみ主演のドラマ『Destiny』。

4月30日(火)に放送された第4話では、作中の謎のひとつ「及川カオリ(田中みな実)の事故」の真相が明らかになった。(※以下、第4話のネタバレがあります)

【映像】「ひどいよ…」カオリ(田中みな実)“暴走”の真実

◆カオリと知美、悲しい最後

カオリ(田中)が死亡した自動車の事故を機に、12年間姿を消していた野木真樹(亀梨和也)。

事故のときカオリの車に同乗していた真樹は、大学時代の仲間だった西村奏(石原さとみ)、梅田知美(宮澤エマ)&祐希(矢本悠馬)夫妻に、事故の日に何があったのかを語った。

事故が起きてしまうまでの顛末を振り返り、「(カオリを)止められなかった。おれが悪い」と自らの責任を話した真樹。

すると突然、知美が「違う…違うんだよ。真樹のせいじゃない。私なの」と切り出す。

そして知美は、当時、奏の父・英介(佐々木蔵之介)が亡くなるきっかけとなった事件に真樹の父・浩一郎(仲村トオル)が弁護士として関わっていたことを知り、そのことを思わずカオリに教えてしまったと明かす。

このことを知ったカオリは、知美の思いもよらないかたちで“暴走”。

真樹本人に教えようとしただけでなく、ついには東京まで出向いて真樹の父に直接話を聞きに行ったと知った知美はつい冷たい言葉を吐いてしまう。「就職でも頼みに行ったの?」と。

実際に就職活動がうまくいかず悩んでいたカオリはこの言葉に大きなショックを受け、「ひどいよトモ…トモなんか、トモなんか」と泣き出し、走り去っていってしまった。

知美はこのことを振り返り、「カオリがああいう性格だってわかってたのに…。まさか死んじゃうなんて。あれが最後になるなんて」と涙を浮かべながら後悔を口にした。

こうして、カオリとの間にあった悲しい最後の会話を明かした知美。

その夜、夫・祐希(矢本)は、知美とカオリの2人の口論をじつは聞いていたことを告白する。

そして、「トモ、おれ頑張るから。トモのために、希実(子供)のために。だから、これからも一緒に生きて行こうぜ」と知美を励ました。

学生時代はムードメーカーで、いまも変わらず妻・知美を明るく元気づけようとする祐希の姿に心打たれた人も少なくないだろう。