JRT四国放送

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登山者などが多くなる春の行楽シーズンを前に、徳島市東消防署の救助隊と救急隊員ら17人が、3月19日に徳島市で山岳救助訓練を行いました。

実際の現場により近い環境で行おうと、徳島市のとくしま植物園の斜面を使って訓練をしました。

訓練は、登山客が数メートル下に滑落したとの想定で行われました。

はじめに、救助隊員がロープを使い慎重に救助者まで移動したあと、担架に乗せ運び出します。

そして斜面にいる隊員らと連携し、ロープを引っ張り斜面に沿って引き上げていきました。

訓練では、救助の現場で補助にあたる消防隊のポンプ隊員らも初めて参加し、救助方法を確認していました。

(徳島市東消防署 徳元章郎救急救助係主任)
「現場でもきょうのことを活かして、人命救助に繋がる訓練になったと思う」