JRT四国放送

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3月18日、「鳴門の渦潮」の世界遺産登録を目指して徳島県と兵庫県で組織する推進協議会の総会が開かれ、両県が進める学術調査などの報告が行われました。

この日開かれた総会には、徳島と兵庫両県で作る協議会のメンバー約80人が出席しました。

はじめに、会長をつとめる後藤田正純徳島県知事と兵庫県の齊藤元彦知事があいさつしました。

続いて自然遺産としての調査を進める兵庫県側と、文化遺産としての調査を進める徳島県側の、双方の事務局がそれぞれの調査結果を報告しました。

また、鳴門海峡の渦潮の価値を証明することを目的に、ノルウェーやスコットランドで学術調査が行われたことなども報告されました。

協議会は2023年度に有識者を委員とする検討会議を設置し、両県が行った学術調査や海外連携の成果を踏まえ、今後の世界遺産登録に向けた方向性についてやアプローチの方法を話し合い、2024年度の総会で決定することにしています。