JRT四国放送

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徳島県の徳島新聞社が計画している編集部門の分社化などを巡って、労働組合が14日、ストライキを行いました。

徳島新聞社の労働組合がストライキを行ったのは29年ぶりです。

ストライキを行ったのは「全徳島新聞労働組合」です。

組合などによりますと、徳島新聞社の経営側は去年11月、取材や記事の執筆などを担う編集部門を4月から分社化したうえ、来年春以降に採用する職員から給与水準を現在の65%に抑える計画を示しました。

これに対し、組合側が計画の撤回を求めていましたが、その後の団体交渉で経営側は給与水準を75%に修正した一方、分社化の方針は変えませんでした。

このため、組合側は14日午後2時から2時間のストライキを行い、国道沿いなどでデモ行進をおこないました。

徳島新聞社の労働組合がストライキを行うのは29年ぶりです。

徳島新聞社は15日の朝刊とデジタル版も通常通り発行し、今後も組合と協議を続けるとしています。