JRT四国放送

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春の選抜高校野球大会に出場する徳島県の阿南光高校の選手たちが14日、甲子園に向けて出発し憧れの舞台で初練習を行いました。


前身の新野高校以来、32年ぶりの選抜出場となる阿南光高校。

14日朝、甲子園に向けた出発式で井坂琉星キャプテンが決意の言葉を述べました。

(阿南光高校 井坂琉星主将)
「甲子園では応援して下さる皆様に良い報告ができるよう頑張ってきます」

バスに乗り込んだ選手たちは、教職員や保護者ら約20人に見送られて甲子園に向け出発しました。

(生徒たち)
「頑張れ~」

(保護者ら)
「頑張って~」

一行はこのあと阿南市役を訪問し、市内の60代女性でつくるABO60のチアダンスでエールを贈られました。

甲子園に到着した選手たちは、さっそく初練習を行いました。

それぞれのポジションに分かれ、1球1球夢舞台の感触を確かめながら守備練習などで汗を流しました。

エースの吉岡暖投手は、5日後に迫った初戦に向けて球のキレやコントロールを入念に確認していました。

(阿南光高校 井坂琉星主将)
「(初戦の)3月19日に向けて順調に仕上がってきていると思う。チームの目標は校歌を歌うことなので、そこは実現できるようにしていきたい」

春の選抜高校野球大会は3月18日に開幕し、阿南光は翌19日、大会2日目の第1試合で愛知の豊川高校と対戦します。