次期ミッドハイスマホ「Galaxy A55 5G」の日本向け製品がFCCを通過！NTTドコモ向け「SC-53E」とau・UQ向け「SCG27」が発売へ

未発表なdocomoスマホ「Galaxy A55 5G SC-53E」とau・UQ mobile向け「Galaxy A55 5G SCG27」が認証通過！

米連邦通信委員会（FCC）は27日（現地時間）、Samsung Electronics（以下、Samsung）の未発表な5G対応スマートフォン（スマホ）「SM-A556JPN」が2024年2月13日（火）付で認証を順取得していることを公開しています。FCC IDは「A3LSMA556JPN」で、公開されている資料によると型番「SC-53E」および「SCG27」となるとのこと。

正式には未発表ながらもすでに「SM-A556*」（*は任意の英字）は次期ミッドハイレンジスマホ「Galaxy A55 5G」であることがSamsungの公式Webページなどにて公開されており、これまでの型番規則から末尾「JPN」は日本向け製品であることがわかり、さらにSC-53EはNTTドコモ向け、SCG27はKDDIおよび沖縄セルラー電話の携帯電話サービス「au」および「UQ mobile」向けとなると見られます。

これにより、例年通りであれば「2024年夏モデル」としてNTTドコモから「Galaxy A55 5G SC-53E」、auおよびUQ mobileから「Galaxy A55 5G SCG27」として発売されると予想されます。また「SC-51E」や「SC-52E」、「SCG25」、「SCG26」も現時点では発表されていないため、恐らくそれぞれ「Galaxy S24」および「Galaxy S24 Ultra」のNTTドコモ向けとau向けとなると推察されます。

Galaxy A55 5GはSamsungが展開する「Galaxy」ブランドにおけるミッドレンジモデル「Galaxy A」シリーズのど真ん中製品となる「Galaxy A5*」の次期モデルで、昨年にNTTドコモやau・UQ mobileから発売された「Galaxy A54 5G」の後継機種となり、引き続いて10万円を超えるフラッグシップスマホは高すぎるものの、価格も性能も妥協したくない人などに向けた製品として販売されると見られます。

現時点では未発表なので詳細は不明ですが、噂では新たにチップセット（SoC）が最新のSamsung製「Exynos 1480（型番：S5E8845）」となり、CPUが最大2.75GHz Cortex-A78コア×4＋最大2.05GHz Cortex-A55コア×4のオクタコアとなり、GPUもAMD RDNA2ベースの「Xclipse 530」を採用すると言われ、すでにベンチマークアプリ「Geekbench」に掲載されているGalaxy A55 5Gと見られるスコアではシングルコアで1200弱、マルチコアで3500前後と、Galaxy A54 5Gのシングルコアで1000前後、マルチコアで2900前後と比べて大きく向上しています。

ディスプレイはGalaxy A54 5Gの約6.4インチFHD+（1080×2340ドット）有機ELから若干大きくなった約6.5インチFHD+（1080×2340ドット）有機ELとなるとされ、引き続いて最大120Hzリフレッシュレートに対応し、防水・防塵（IP67）やWi-Fi 6、Bluetooth 5.3、NFC、ステレオスピーカー、5000mAhバッテリー、急速充電（最大25W）、USB Type-C端子（USB 2.0）などに対応。内蔵メモリー（RAM）は4GBまたは6GB、8GB、内蔵ストレージは128GBまたは256GBで、外部ストレージとしてmicroSDXCカードスロットを搭載。

カメラは画面上部中央にあるパンチホール部分に約3200万画素CMOS／広角レンズ（F2.2）のフロントカメラ、背面に約5000万画素CMOS／広角レンズ（F1.8）と約1200万画素CMOS／超広角レンズ（F2.2、画角123°）、約500万画素CMOS／マクロレンズ（F2.4）のトリプルリアカメラを搭載し、本体色はIceblueおよびLilac、Navyがラインナップとなり、前面および背面ともに強化ガラス「Corning Gorilla Glass」を採用する模様です。なお、3.5mmイヤホンマイク端子は非搭載のようです。OSはAndroid 14ベースの独自ユーザーインターフェース「One UI 6」をプリインストールすることになるでしょう。正式発表が楽しみですね！

記事執筆：memn0ck