列車に普通運賃で自転車と一緒に乗ることができる「サイクルトレイン」 県とJR四国が県内で初の試験運行【徳島】
2月22日、JR牟岐線の列車に普通運賃で自転車と一緒に乗ることができる「サイクルトレイン」の試験運行が、徳島県内で初めて行われました。
これは、JR牟岐線の利便性を向上させ通勤通学や観光などに幅広く利用してもらおうと、JR四国と徳島県が初めて行いました。
この日は阿南駅から阿波海南駅間の普通列車で、上下線それぞれ2本ずつ自転車も乗車可能にする試験運行が行われました。
(阿南市在住(40代))
「汽車があると遠くまで行って、そこで(自転車で)走ったことのないコースとか走れるので、そういうのをやってみようかなと。楽しみです」
1人分の普通運賃で乗車でき、追加料金はありません。
男性は愛車とともに由岐駅で下車し、目的地へのサイクリングを楽しんだということです。
(徳島県次世代交通課 吉田雄一課長補佐)
「利用者の利用実態とか安全性を今後検証して、継続運行についてJR四国とも一緒に検討していきたい」
サイクルトレインの試験運行は、2月24日と3月2日にも同じ区間で行われます。
1両あたり、自転車は10台まで先着順で乗せることができます。