JRT四国放送

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徳島県勝浦町の春の風物詩「ビッグひな祭り」が、いよいよ2月24日から始まります。

会場での最終準備の様子と今年(2024年)の見どころを取材してきました。


(豊成春子アナウンサー)
「毎年行われている勝浦町のビッグひな祭り。2月24日土曜日からの開催に合わせ、最後の準備が進められています」

勝浦町の人形文化交流館で開かれる「ビッグひな祭り」は、今年で36回目を迎えます。

家庭などで飾られなくなった約3万体のひな人形が全国から持ち寄られ、展示されます。

2月21日は開幕間近ということで、会場での作業は大詰めを迎えていました。

(豊成春子アナウンサー)
「『ビッグひな祭り』といえば、ピラミッド型のメインのひな壇です。高さは8m、段数は25段、圧巻です」

いちばん上の段から設置しはじめ、約1万体のひな人形が並びます。

こちらでも、お道具を取り付けるなど、最終準備が行われていました。

(豊成春子アナウンサー)
「毎年、その年にしか見られない展示があるのですが、今年のテーマは「恋万博」です!。2025年の『大阪関西万博』に合わせて、世界の人形が集められています。そして、宙に舞っているのは空飛ぶ車です、乗っているのは日本のひな人形!」

このほか、今年はつるし雛の数が増えていて、全部で1万個以上あるそうです。

こちらも一つ一つ手作業で取り付けられ、会場のいたるところに飾られています。

(ビッグひな祭り実行委員会 稲井稔理事長)
「約600軒の家庭から送ってもらいました。お雛さんの数にすると約1万3000体。お雛さんに思いがこもっています。一体一体表情が違います、気持ちを込めて、お雛さんの表情を見てほしいです」

(豊成春子アナウンサー)
「ビッグひな祭りは2月24日から4月7日まで、勝浦町の人形文化交流館で開かれています」