JRT四国放送

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徳島県鳴門市の小学校の児童が、21日漁港で地元特産のワカメの収穫体験を行いました。


(漁師)
「2、3年前から魚による捕食があって、こういう状態になってる。最初、18ぐらいつけてもらった。13か14しかない。ここらへんとんでるこれは魚に食べられた」

鳴門のワカメはここ数年、魚による食害が増えているそうです。

里浦小学校では地元の特産であるワカメについて児童に知ってもらおうと毎年、収穫体験を行っています。

21日は、粟津漁港で5年生24人が地元の漁師から説明を受けながら、21日の朝に水揚げされたばかりのワカメを収穫しました。

ワカメは、去年12月上旬に児童が種付けしたもので、長さ1.5メートルほどに成長したワカメを児童たちが丁寧に刈り取っていきました。

(児童)
「すげーっ、ながっ」

(児童)
「とっても楽しかった」

(児童)
「100日でこれだけ成長するとは思わなくてすごいと思った」

(児童)
「簡単そうに見えたけど、まとめて切ったりするのが難しくてビックリした」

ワカメは、40分ほどかけ約500キロが水揚げされました。

その後、児童たちは、しゃぶしゃぶやみそ汁で旬の味覚を味わいました。

(児童)
「コリコリしててめっちゃうまい」

(児童)
「いつもより倍おいしいです」

刈り取ったワカメは学校に持ち帰られ、全校児童124人で分けられるということです。