JRT四国放送

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モンゴル国の視察団が20日、徳島県の阿南市を訪れ、野球に似たスポーツ「ティーボール」の授業を視察しました。


阿南市を訪れたのは、モンゴルの首都、ウランバートル市バヤンゴル区の議員や教育関係者らでつくる視察団19人です。

一行は、阿南市に拠点がある西日本モンゴル交流協会の紹介で日本の学校教育などの視察のため、18日に来県しました。

20日は、週1回園児たちの授業に「ティーボール」を取り入れている加茂谷幼稚園の授業の様子を視察しました。

「ティーボール」は野球に似たスポーツで、バッティングティーに乗せたボールを打って得点を競います。

バヤンゴル区では、義務教育になっているというティーボール。

阿南の子どもたちのはつらつとしたプレーぶりは、一行の目にどう映ったのでしょうか?

(バヤンゴル区第164号幼稚園 ビャンバ・ネルグイ園長)
「子どもたちが協調性を持って互いを尊敬し、遊んでいたのが一番印象的だった」

(バヤンゴル区議会 バヤルトルガ・セムジドマー議長)
「ティーボールはすべてのスポーツの基本となるスポーツなので、それをモンゴル国内で活かしたい」

視察団の一行は21日、阿南市役所などを訪問し、23日に帰国する予定です。