JRT四国放送

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2月16日、徳島市の新町地区の成り立ちについて学ぶことのできる講演会が地元で開かれました。

講演会は地域学習の一環として新町公民館が開いたもので、徳島城博物館の館長で日本近世史に詳しい根津寿夫さんが講演を行いました。

根津館長は、新町地区は川の多い徳島市の中でも、市の中心部を通る新町川を使った水上輸送や主要な道路が交わる交通の要衝として繁栄してきたと、歴史について話しました。

(徳島城博物館 根津寿夫館長)
「新町が当初は出発点だったけど、西に佐古町ができた。佐古はずっと発展してきます。佐古郷町が西へ伊予街道に沿って進んでいて、鮎喰の土手まで町が続いてた。西はずいぶん発展していった。徳島の町は発展していった。そのおおもとは、私は新町だと思っている」

訪れた約30人の聴衆は、町の歩みを感じ歴史ロマンに思いを馳せていました。