JRT四国放送

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県立学校のタブレット端末をめぐる問題で、故障のため不足している台数が、徳島県教育委員会が今年度中に確保するとしていた台数7000台を上回ったことがわかりました。


県立学校のタブレット端末に故障が急増している問題で、徳島県教育委員会は今年度中に新たに7000台を確保するとしています。

しかし、15日時点で不足台数は7045台に達し、確保分を上回りました。

16日に開かれた県教委の定例会で榊浩一教育長は改めて「一人一台端末の状況に速やかに戻るようにしたい」との考えを示しました。

これに対し委員からは。

(横田賢二 委員)
「52%(の故障率)ってことは、あと48パーセント(のタブレットに故障が)出てくる可能性がないと断言できない」

(岡本弘子 委員)
「もぐらたたき状態ではもう無理だと思いますし、前倒しして学生が使いやすいものを検討して、導入していくべき」

県教育委員会は再来週、専門家らによる緊急の会合を開き、追加調達の方針などを話し合うとしています。