甲府ACLアウェーで完敗も…ホームでの逆襲へ決意 三平和司「全身全霊で戦いたい」
決勝トーナメント第1戦で蔚山現代(韓国)に3失点
アジアナンバーワンクラブを決めるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、決勝トーナメントの戦いがスタート。
ヴァンフォーレ甲府は2月15日に蔚山現代(韓国)と敵地で第1戦に臨み、0-3の敗戦を喫した。FW三平和司は「ホームでは全身全霊で戦いたい」とリベンジを期した。
甲府は2022年の天皇杯を制し、J2勢ながらACLへ出場。今大会から秋春制に完全移行した大会で、昨年9月に開幕したグループリーグを3勝2分1敗と粘り強く戦い首位通過した。甲府は立ち上がりに相手ゴールへ迫る場面を作り、日本の新シーズンに向けて獲得したFWファビアン・ゴンザレスやFWアダイウトンを生かして敵陣に攻め込んだ。
しかしそこでチャンスを生かせず、前半に2失点。後半にもカウンターで1点を奪われると、残り10分ほどでFWピーター・ウタカが放ったシュートもゴールポスト直撃でゴールとはならなかった。
試合後の三平は「相手ももちろん強かったけど、僕たちがチャンスで決めることができなかった。ホームではそこを改善して勝ちたい。アウェーではちょっと不甲斐ない試合をしてしまった。ホームでは全身全霊で戦いたい」と、逆襲への決意を話した。
甲府は21日に国立競技場で迎えるリターンマッチで、奇跡の逆転劇を目指す。J2勢として勝ち上がってきた意地を見せたいところだ。(FOOTBALL ZONE編集部)