掲載:THE FIRST TIMES

写真拡大

■西村拓哉(Lil かんさい)が撮影秘話を披露!「寝ている琉弥くんの口に苦手なピーマンを突っ込んで起こしたりしてました」

【その他の画像・動画を元記事で見る】

映画『恋わずらいのエリー』のバレンタイン(ハート)スペシャルイベントが2月13日、東京・神田スクエアホールで行われ、キャストの宮世琉弥、原菜乃華、西村拓哉(Lil かんさい)、白宮みずほ、藤本洸大、綱啓永、そして三木康一郎監督が登壇した。
本作のテーマカラーのピンク色に染まった会場にランウェイが出現。観客からの拍手と黄色い歓声を浴びながら、豪華キャスト陣がランウェイを颯爽と歩いて登場。

鳴り止まない歓声のなか、本作で映画初主演を果たした宮世は「今日は楽しく皆さんとおしゃべりができたらいいなと思っています」と挨拶。W主演で恋愛映画初主演の原は「お越しいただきありがとうございます! 熱気がひしひしと伝わってきて、すごくうれしいです」と喜びを伝える。

続く西村は「イベントに足を運んでいただきありがとうございます」、白宮は「バレンタインスペシャルイベントということで、楽しい時間を皆さんと過ごせたら」、藤本は「本当に緊張してます! イベントの登壇は初めてなので緊張しているのですが、よろしくお願いします」と意気込んだ。

そして綱が「僕もすごい緊張しているんですが、よろしくお願いします!」と挨拶すると、すかさず宮世が「緊張してんの!?」とツッコミを入れ、仲の良さが伺える宮世と綱の掛け合いとともにイベントはスタート。

「黄色い歓声が本当にすごくて!」と思わずびっくりするほどの歓声に包まれたランウェイからの登場に喜びを見せた宮世は、“ウラオモテ王子”オミくんを演じるなかで「本当にツンデレな部分が多かったのですが、実は役作りで意識したのは三木監督!」と、身近にいた“ツンデレ”な三木監督を参考にしていたと明かす。

三木監督が「僕をいじらないでよ~」と照れる表情を見せると、原も「監督はツンな部分もあるのに、甘いものが私も好きと言ったら、後日買ってきてくれた」と、三木監督の“ツンデレ”エピソードを披露した。

本作であらたに生まれた胸キュン名シーンの話題に移ると、原は「ジャージを被せて、ジャージ越しにキスをする“ジャージキス”が売りです!」と熱弁。このシーンについて宮世は「ジャージキスは一種のスポーツなんです! 顔の角度やジャージのチャックを開けるスピードなどが難しくて、撮影も大変でした!」と公開を心待ちにしている観客へアピールした。

宮世と原と同い年の西村は、本作の撮影について「同い年の琉弥くんと菜乃華ちゃんとご飯食べたり、本当に楽しかった」と振り返り、「寝ている琉弥くんの口に苦手なピーマンを突っ込んで起こしたりしてました」と、まるで本物の同級生かのように和気藹々としたエピソードを告白。

さらに、宮世と2度目の共演となった綱が「宮世が大人になってて! 10代から20代になる節目で、すごい成長したなと横で見ていました」と、ぐんぐん成長を遂げる主演の宮世を絶賛すると会場は拍手に包まれた。

ここで、この日は登壇が叶わなかった小関裕太からビデオメッセージが到着。「お久しぶりで~す」と掛け声から始まり、明日がバレンタインデーということで、小関演じる汐田先生から「“バレンタインに好きな子に告白するときの妄想シチュエーション”を各自再現してください!」という課題が出された。

これを受けて、誰の告白にいちばん胸キュンしたかを恋愛映画の名手でもある三木監督が直々にジャッジするという、本作ならではの“妄想バンザイ”なコーナーへ。

トップバッターは最年長の綱。ドキドキ緊張する面持ちで、綱は放課後の教室でのシチュエーションを指定。チョコを渡しながら「好き」と真っすぐに告白し、投げキッスをすると会場は湧き上がった。

本作が映画のデビュー作となった藤本は急遽、男性MCにチョコを配っているマドンナ役を要請。そして、MCの肩を抱き「こいつ、今日から俺の女だから」とワイルドな様子を魅せ、会場のボルテージを引き上げた。

放課後の帰り道をシチュエーションに設定した白宮は「あのさ、急かもしれないんだけど好き…です。好きって聞いてたから生チョコ作ったの。受け取ってくれる?」と上目遣いで告白。

思わず女子もドキっとするほどかわいい実演に、会場から「かわいい~!」と歓声が上がり、原も「かわいすぎる!」とあまりにもエモくてキュンとするシチュエーションに思わず声を漏らした。

続く西村が照れながら「はい、チョコレート。初めて、手作りで作った生チョコです。ちなみに義理チョコじゃないです。3月のお返し、本命は他の男じゃなくて俺じゃだめ?」と関西弁まじりで伝えると、会場に黄色い悲鳴が響いた。

原は部活終わりに先輩に…というシチュエーションで「部活お疲れ様です。バレンタインなので、チョコあげます。何チョコだと思います? ずっと前から好きでした。これからはただの後輩じゃなくて、ひとりの女の子としてみていただけませんか。付き合ってください!」と言うと、観客の女子からは共感の嵐でキャー! という歓声で溢れた。

ラストを飾った宮世は「頑張ります」と意気込みながら、学校の下駄箱でのシチュエーションを指定。「さっきはチョコくれてありがとう。みんなが周りにいて言えなかったけどずっと前から好きだったんだよ。あんたさ、俺に愛される覚悟ある?」と、本作で話題の胸キュン台詞を生披露。会場のボルテージはマックスになり、その様子を見たキャストからは「ずるいよ~」とツッコミが入った。

全員が汐田先生(小関)からの課題を提出し終わると、三木監督がジャッジは。「男子にはキュンとしないよね。全然キュンキュンしなかった(笑)!」と会場を笑わせつつ、最終的な勝者は原に決定。キャスト陣が体を張って観客に特大のキュンを提供し、楽しい“妄想バンザイ”コーナーとなった。

いよいよイベントは終盤。宮世と原による「恋わずらいの」という掛け声に続いて、観客が「エリー!!!」と応えると、キラキラピンクのキャノン砲の演出が。大きなハートのバルーンで彩られた会場はさらに輝きを増し、大きな拍手に包まれた。

そして、原が「皆さんの喜びをひしひしと感じられて、本当にすごくうれしかったです。今になって緊張してきました! オミくんにたくさんキュンキュンしていただいて、個性豊かなキャラクターを、愛おしい目で見ていただきたいです。人をまっすぐ好きになり、想いをまっすぐ伝える尊さを感じられる作品だなと思うので、ぜひ春休みにたくさん観に来てください!」 と、あらためて作品の魅力をアピール。

宮世が「初主演として、キャストの皆さんと『恋わずらいのエリー』を作り上げられたことが、すごく良かったなと感じています。この作品はラブストーリーでありながら、コメディ要素だったり、感動するポイントがあったり、皆さんが悩んでいることにすごく共感できるところがある、幅広い世代の方に楽しんでいただけける作品になっていると思います。いろんな人を誘ってぜひ『恋わずらいのエリー』を観に行ってください!」と本作への想いを熱く語り、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。


映画情報
『恋わずらいのエリー』
2024年3月15日(金)公開
原作:藤もも『恋わずらいのエリー』(講談社「デザートKC」刊)
出演:宮世琉弥 原菜乃華 (W主演)
西村拓哉 白宮みずほ 藤本洸大 綱啓永
小関裕太
監督:三木康一郎
脚本:おかざきさとこ
配給:松竹株式会社
(C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (c)藤もも/講談社

『恋わずらいのエリー』作品サイト
http://movies.shochiku.co.jp/lovesickellie