JRT四国放送

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徳島県内外の民族芸能が持つ可能性や地域活性化、今後の課題などについて考えるフォーラムが、2月12日に徳島市で歴史街道推進協議会などにより開かれました。

会場では、民俗芸能に詳しい大学教授や、全国の祭りに携わっている法人の代表らが、今後の課題などについて講演を行いました。

(神戸女子大学文学部 川森博司教授)
「経済的な利益と、地元の人の楽しみあるいはプライド、これは両立しうるのか。両立する道を探るのが課題だ」

(マツリズム 大原学代表)
「お祭りってすごく多義語で、どういう風に定義したら一番分かりやすくなるかというところで、『願うことで始まり、祝うことで続いていく』これがお祭りなのかなと理解している」

このほか、阿波人形浄瑠璃のデモンストレーションも行われ、参加者らは徳島の伝統芸能の魅力を再認識していました。