©2023 PARAMOUNT PICTURES.

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トム・クルーズ主演、大人気スパイ・アクション映画の最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』(2023)では、劇中で“とある犠牲”が描かれる。あの衝撃的な展開は覆らないのか、もう決まってしまったものなのか……。演じたキャストが語った。

この記事には、映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』のネタバレが含まれています。

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©2023 PARAMOUNT PICTURES. イルサ・ファウスト、再登場いかに

『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』でイーサン・ハント(トム・クルーズ)とIMFチームは、強大な力を持つ“それ”(エンティティー)を起動させる鍵を追い求め、過去にイーサンと因縁を持つガブリエル(イーサイ・モラレス)と対決。その過程で、イーサンにとってかけがえのない存在となっていたイルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)が命を落とすというショッキングな展開が描かれた。

MI6のエージェントだったイルサは、クリストファー・マッカリーが監督を務めたシリーズ第5作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)より3作にわたって登場した重要なキャラクター。シリーズ完結とも言われる第8作を前にして突如として別れを告げることになり、ファンからはイルサの死を惜しむ声が数多く上がっていた。

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米のインタビューで、「イルサがフラッシュバックで登場したり、奇跡的にカムバックする可能性」について質問されたイルサ役のファーガソンは、「ハリウッドでは契約していた3本の映画が終了したら、俳優は続投に“イエス”や“ノー”と言うことができる。私たちはそういう状況にありました」と答えた。

『ミッション:インポッシブル』シリーズに全力を注いで「やり切った」との思いも語ったファーガソンは、素晴らしいキャラクターを築き上げたマッカリー監督とトムを称賛しつつ、イルサのキャラクター像が自らの望んだ方向性とは違っていたことにも言及している。

「俳優がキャラクターに対して出来ることはあると思うし、役について自分の意見を持つ権利もあります。私はイルサには悪に走ってほしかったんです。私はダークサイドに興味があるし、チームメンバーにはなりたくありませんでした。その展開には関心がなかったけれど、そちらの方向へ進んでいると感じました。」

さらにファーガソンは、『ミッション:インポッシブル』シリーズの製作期間が長いことにも触れ、自身が『デッドレコニング』の撮影を終えた後、すでに映画2本とドラマシリーズ1本に出演したことに言及。「彼らはまだ『ミッション:インポッシブル』をやっていますよね」と話した。

こうした言葉に対し、インタビュアーが「その答えは“私の出番は終わった”と言っているのに近いですね」と口にすると、意外にもファーガソンは「そんなことはないですよ。どうなるかなんて分かりませんから」と締めくくった。もしや、奇跡的に生きていたイルサがダークサイドへ堕ちるというファーガソンが望む展開が描かれることもあるかもしれない……?

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』続編映画は2025年5月23日に米国公開予定。

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