JRT四国放送

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徳島県内では、2024年に入ってから1月末までに6人が交通事故で亡くなっています。

これを受け、1月28日に徳島県と徳島県警は「交通死亡事故多発非常事態」を宣言しました。

宣言に伴い、2月末まで取り締まりなどが強化されます。

この一環として交通安全キャンペーン隊が結成され、2月1日、県庁で出発式が行われました。

式では後藤田正純徳島県知事の激励のあと、県警の松林高樹本部長が「全力を尽くし、悲惨な交通事故を1件でも減らしてほしい」と、訓示しました。

また三好市では2人が亡くなっていることから、出発式には三好市の高井美穂市長も出席し、「交通死亡事故多発非常事態」と書かれたマグネットシートを受け取りました。

シートは各自治体に配られ、広報車などで啓発活動に使われます。

「県下一斉の取り締まりに出発します」

式のあと、隊員らはパトロールに出発しました。

この日は県内一円でスピード違反の取り締まりを行ったほか、今後も啓発活動を強化します。