世界ラリー選手権開幕戦、ラリー・モンテカルロ。優勝を飾り、トロフィーを手にするヒョンデのティエリー・ヌービル(2024年1月28日撮影)。(c)Valery HACHE / AFP

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【AFP=時事】世界ラリー選手権(WRC 2024)開幕戦、ラリー・モンテカルロ(Rallye Monte-Carlo 2024)は28日、最終日が行われ、ヒョンデ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が優勝を飾った。

 モンテカルロでの2勝目を挙げたヌービルは、WRCでの通算勝利数を20に伸ばしている。

 トヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)を3.3秒リードしてこの日を迎えたヌービルは、最終ステージで最速タイムを記録してその差を16秒1にまで広げて勝利を飾った。このパワーステージを制したことで、ヌービルは今大会での獲得ポイントが30となった。総合順位ではヌービルを6ポイント差の2位につけるオジェは、今季13戦すべてに出場しないスポット参戦となっている。

 3位にはトヨタのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)が29秒1差で続いた。

 昨季2連覇を達成したトヨタのカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)はオジェと同様にスポット参戦となっており、今大会は出場しなかった。

【翻訳編集】AFPBB News

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