グラフィックボード「GeForce RTX 4070」の性能強化版である「GeForce RTX 4070 SUPER」が2024年1月17日(水)に発売しました。そして、GeForce RTX 4070 SUPERのリファレンス実装である「GeForce RTX 4070 SUPER Founders Edition」をNVIDIAから借りられたので、まずは外観をチェックしつつケースとの互換性を確認してみました。

GeForce RTX 4070 ファミリ グラフィックスカード | NVIDIA

https://www.nvidia.com/ja-jp/geforce/graphics-cards/40-series/rtx-4070-family/

◆開封の儀

GeForce RTX 4070 SUPER Founders Editionは以下のような段ボール箱に入った状態で届きました。



段ボール箱を開けると、黒い箱が出現。



箱の正面には「GEFORCE RTX 4070 SUPER」と記されています。



背面にはサポートページにアクセスできるURLが記されていました。



側面のシールを切って開封します。



パカリ。



GeForce RTX 4070 SUPERが現れました。



GeForce RTX 4070 SUPERの周囲には集中線のような模様が記されています。



GeForce RTX 4070 SUPERの奥には小箱が収納されていました。



小箱の中身は電源供給用の12VHPWRケーブルと説明書類が入っていました。



◆外観をチェック

GeForce RTX 4070 SUPER Founders Editionの見た目はこんな感じ。正面はカバーで覆われており、ファンが1基搭載されています。



背面は正面とは逆の位置にファンを1基搭載しています。



コネクターはHDMIが1個とDisplayPortが3個。



反対側の側面にはネジ穴が2個ついています。



マザーボードと接する面には通気孔が設けられています。



反対側には通気孔と電源コネクタがあります。



電源コネクタの種類は「12VHPWR」です。また、電源コネクタの隣に白い冷却パッドが設置されています。



なお、2022年に発売された「GeForce RTX 4080 16GB Founders Edition」には冷却パッドは搭載されていませんでした。GeForce RTX 4070 SUPER Founders Editionに搭載されている冷却パッドは、GeForce RTX 4090で発生したコネクタ融解問題の対策なのかもしれません。



突起部を除くカード長は約242mm。



奥行は約105mm。スロットの端から約1cmはみ出します。



電源ケーブルの取り回しも考えると、130mmくらいは確保するべきです。



厚さは約38mm。拡張スロット2スロット分よりも少し大きいです。



重さは実測で1019gでした。



◆PCに組み込んでみた

GeForce RTX 4070 SUPER Founders Editionは拡張スロットを2スロット専有します。また、ケース内の空きスペースは奥行き244mm×幅112mm確保する必要があります。



実際にPCに組み込んでみました。E-ATX規格のマザーボード「X670E Taichi Carrara」を搭載したPCの場合、ほかのパーツと干渉することなく組み込めました。



幅も余裕があります。



スロットは2スロット専有。



電源を入れたら問題なく映像が出力されました。



・つづく

GeForce RTX 4070 SUPERの性能を検証する記事を近日公開予定です。

◆「GeForce RTX 4070 SUPER」でレビューして欲しい点を教えて!

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