元中日右腕が4年47億円でメジャー契約 引退一転、現役続行も…元助っ人が続々新天地へ
ロドリゲスはブルージェイズと合意、マーティンはメキシコで現役続行
NPBでプレーした助っ人たちの新天地が続々と決まる一日となった。17日(日本時間18日)に去就が報じられたのは、元中日のジャリエル・ロドリゲス投手、ソイロ・アルモンテ外野手、元ロッテのレオニス・マーティン外野手、元楽天のルスネイ・カスティーヨ外野手。特にロドリゲスは注目を集めた。
ロドリゲスは、ブルージェイズと4年総額3200万ドル(約47億4100万円)で合意。全米記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者らが伝えた。2020年から中日でプレーし、2022年には39ホールドで最優秀中継ぎに輝いた。しかし、昨春のWBCにキューバ代表として出場後に来日せず、メジャーとの契約を目指して亡命したと報道されていた。昨年10月6日には中日から自由契約となった。
アルモンテは、メキシカンリーグのモンテレイに1年ぶりに復帰。昨季は3年ぶりに中日に出戻りしたが、28試合の出場で打率.189、1本塁打、OPS.468に終わった。2018年には打率.321、15本塁打、OPS.861をマークするなど打線を牽引したが、以前の輝きを放つことはできず。わずか1年で退団となっていた。
メキシコの野球専門メディア「ベイスボルプロ」は、マーティンとカスティーヨが、メキシカンリーグの新球団ケレタロに加入したことを伝えた。マーティンは母国キューバメディアから引退との報道もあったが現役続行。2014年にレッドソックスと7年総額7250万ドル(約107億4000万円)の大型契約を結んだカスティーヨは、2021年に楽天でプレーしたが33試合で1本塁打に終わった。(Full-Count編集部)