掲載:THE FIRST TIMES

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■2023年のLDHを締め括る一大イベントが、12月30日・31日に有明アリーナにて2デイズ開催!
LDHのアーティストが大集合し、2023年を締め括る一大イベント『LDH LIVE-EXPO 2023』が、2023年12月30日・31日に有明アリーナにて開催された。

両日出演したアーティストは、PKCZ(R)、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZ、THE RAMPAGE、KID PHENOMENON、WOLF HOWL HARMONY、THE JET BOY BANGERZ、EXILE B HAPPY、RIKU×MA55IVE(from THE RAMPAGE)、RAG POUND。

加えて12月30日には、Girls²、iScream、Lucky²、関口メンディー・中務裕太・片寄涼太(from GENERATIONS)、DOBERMAN INFINITY、KAZUKI(from DOBERMAN INFINITY)が出演。

12月31日にはLIL LEAGUE、DEEP、DEEP SQUAD、EXILE THE SECONDも登場し、豪華な顔ぶれで2023年の大晦日を盛り上げた(ABEMAにて独占配信)。本稿では12月30日の模様を軸に、2daysをレポートする。

【ライブレポート】
■PKCZ(R)
両日共にトップバッターを務めたのは、フロントメンバーとして、白濱亜嵐(EXILE/GENERATIONS)、EXILE MAKIDAI、DJ DARUMAを擁するクリエイティブユニット、PKCZ(R)。DJブースと共にメインステージに登場し、ハンドクラップを繰り返す3人に、全方向から期待の視線が向けられている。様々なグループのファンが混在するなかでも堂々とお立ち台に上がり、先陣を切って「皆さんと一緒にバカ騒ぎしに来ました!」と叫んだのは、先日ソロデビューEP『null』をリリースし、本格的に世界的DJへの一歩を踏み出した“LDHのムードメーカー”白濱亜嵐。本イベントでは「PLAY THAT」や「GLAMOROUS」といった自身がボーカルを務める人気曲も披露され、MAKIDAIの豪快な煽り、黙々とプレイするDARUMAに支えられて、心地よさそうに歌声を響かせた。「Sonic Special Stage」では3人仲良くコミカルなダンスを踊り、DA PUMPのヒット曲「U.S.A.」の公認アンサーソングとして制作された「T.O.K.Y.O.」では、“T.O.K.Y.O.”コールや御輿を担ぐような“TOKYOおみこしダンス”でお祭りモードに。2023年に、東名阪で開催されたPKCZ(R)初の単独ライブツアー『「PKCZ(R)感謝祭2023」~100万回のアリガトウ~』を彷彿とさせる、遊び心たっぷりのライブがフロアを温めた。

■FANTASTICS/BALLISTIK BOYZ/THE RAMPAGE
次のブロックでは、2022年末に同じ会場で『Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022』を開催したJr.EXILEたちが続々と現れた。PKCZ(R)が染め上げた赤いステージから一転、青い光を満たしたステージに舞い込んだのは、FANTASTICSの「Drive Me Crazy」を知らせる車のエンジン音。一気にライトアップし、ボーカル・八木勇征が「『LIVE-EXPO』、楽しんでますか!?」と問いかけると、凄まじい歓声が彼らを出迎えた。“Drive”繋がりのスタイリッシュなデビュー曲「OVER DRIVE」は、FANTASTICSの起源がEXILEメンバーの世界と佐藤大樹を中心に結成された“パフォーマー集団”であることを示すように、パフォーマーたちによるテクニカルなソロダンスも。とはいえ、2023年12月5日にデビュー5周年を迎えた彼らは、各分野で着実に功績を残し、今ではLDHを牽引する立場にいる。デビュー当時、EXILEの後輩らしからぬかわいらしさが印象的だった木村慧人も、セクシーな表情と仕草で観客の視線を釘づけにしていた。

それは、入れ違いで登場した7マイクグループ、BALLISTIK BOYZも同じく。奥田力也が「BBZ、Let’s go!」と言い添えて「Animal」を投下すると、彼らは吐息混じりの甘い歌声を絡ませて観客を魅了。日郄竜太はイタズラな笑みを浮かべつつ、白シャツの胸元から自慢の筋肉をアピールし、悲鳴に近い歓声を全身に浴びる。真っ赤なライトが興奮を煽った「Drop Dead feat. TRINITY」は、今年夏に開催されたJr.EXILE総出演のイベント『BATTLE OF TOKYO ~CODE OF Jr.EXILE~』にてタイの人気グループ、TRINITYと初披露した、2023年のBALLISTIK BOYZを象徴する1曲(MV再生数1,134万回超え)。今回はBALLISTIK BOYZとサポートダンサーでのパフォーマンスとなったが、炎が上がるなかで躍動する7人の姿は、LDHが誇るグローバルアーティストの実力をまざまざと見せつけていた。