歌手の山崎まさよしが、ライブを当日にドタキャンした。弾き語り全国ツアー「YAMAZAKI MASAYOSHI “ONE KNIGHT STAND TOUR 2023”」を開催中の山崎は、12月10日、千秋楽となる公演を兵庫県・丹波篠山市立田園交響ホールで予定していたが、急性咽頭炎のため、延期が発表された。

《本日12月10日の公演は、山崎まさよし本人の急性咽頭炎発症に伴い、急遽、公演延期とさせて頂きました。公演を楽しみにしていただいていたお客様には、ご心配とご迷惑をおかけして大変申し訳ございません》(公式Instagramより)

 振替公演は同会場で2024年3月30日におこない、来場できない人にはチケット代を払い戻すという。

 山崎は、10月21日の茨城・水戸市での同ツアー公演で、「歌うのはしんどい」などと発言して予定曲の半分しか歌わず猛抗議を浴び、後日謝罪するという騒動を起こしたばかり。このときもチケットを払い戻している。

 今回の発表に対し、ネット上では《お大事に》《早い回復をお祈りします》といった体調を気遣う声があがる一方、地方開催だっただけにこんなコメントも……。

《場所が篠山かぁ。ここ鉄道のない街だからアクセスに金も時間もかかるんだよね。せめて前日に告知できないものなのね?》

《家族が会場まで行きましたが急遽中止になり篠山で栗だけ買って帰ってきました。楽しみに時間と交通費かけて行ったのに本当に残念そうでした。もう少し早めに中止の判断があれば良かったです》

《またやりやがった。ツアーファイナルとかになると、熱心なファンは、地方とかに住んでても交通費とか、宿泊代をかけてまで観に行くんですよ》

《兵庫の山奥の街ですから、わざわざ交通費と宿泊費をかけた人もいるはず。まさか、千秋楽が兵庫の田舎街では嫌だ!なんて子供じみたことを言ったのではないかと憶測を呼んでも仕方ないと思います》

 プロとして早期決断できなかったことに疑問が生じるが、一方でこんなコメントも――。

《急病なら仕方ないとは思うが、前回のトラブルを考えるとそれだけではない気がする。中止発表がギリギリになった背景は、山崎と周囲のスタッフとのコミュニケーション不足である気がしてならない。》

 再びファンに残念な思いをさせた山崎。来年3月の公演は、信頼回復の「ワン・モア・タイム ワン・モア・チャンス」となるか?