二宮和也、岡田准一 “脱ジャニ俳優” が直面する「マネージャー困窮」竹野内豊は実姉、瑛太は友人、東出昌大は全部ひとり!
2018年、ドラマ『ブラックペアン』の打ち上げ会場に、二宮はマネージャーらしき男性たちと入ってきた
10月17日に新社名「SMILE-UP.」に変更し、新設されるエージェント会社へのマネジメント機能の移行を目指している旧ジャニーズ事務所。
所属タレントのなかから、いまだに困惑の声も聞かれているところだが、早くも10月2日には元「V6」の岡田准一が、10月24日には「嵐」の二宮和也が、旧ジャニーズ事務所からの独立を発表している。
新設されるエージェント会社との個別契約も可能だが、まだ2人からは、そういった発表は聞こえてこない。
芸能事務所関係者が話す。
「旧ジャニーズ事務所以外でも、芸能人の独立は話題になっていますが、岡田さん、二宮さんと同じくらい有名な俳優でも大手芸能事務所をやめて活動している方は増えています。しかし、多くの方がマネージャー探しで大変な思いをしているんです」
2018年、本誌がドラマ『ブラックペアン』(TBS系)の打ち上げに参加する二宮を目撃した際は、マネージャーらしき男性ら数人と会場入りしていた。
しかし、10月27日、「日刊スポーツ」は、親しい関係者の話として、すでに事務所から独立した二宮が冠番組『ニノさん』(日本テレビ系)の収録現場などに、マネージャーをともなわずに臨んでいると報じている。
二宮は独立したばかりで、準備が整っていないのか。しかし、前出の芸能事務所関係者はこう話す。
「二宮さんは、SNSで毎朝のメールチェックがルーティンになっていると明かしていたように、おひとりで活動される可能性も高いと思われます。
有名俳優となれば長年、二人三脚でやってきたマネージャーと一緒に独立し、万全の準備で個人事務所を立ち上げると思われるかもしれませんが、じつはなんの準備もなく独立を決断し、そのまま手厚いサポートもないまま活動している方は非常に多いんです。
竹野内豊さんは、26年間所属した大手事務所を2021年末で退社したあと、実のお姉さんにマネージャー業務をお願いしているんです。とはいえ、お姉さんがもともとそういった仕事をしていたわけではなく、試行錯誤されているそうです」
独立後も竹野内は、映画『イチケイのカラス』『シン・仮面ライダー』など話題作に出演しているが、地上波連続ドラマは、独立以降、出演がない。ゆったりとした仕事量であれば、“マネージャー不在” の影響は少ないのかもしれない。
芸能記者は別の俳優の状況を耳にしたという。
「現在放送中の『時をかけるな、恋人たち』(関西テレビ制作・フジテレビ系)に出演している永山瑛太さんは、2021年3月の独立後、マネージャーを友人に頼んでいると聞いています。その方は未経験者なうえに、旧知の仲などではないそう。それでも、頼んだ理由は『そのとき仲がよかったから』だったそうです。
ほかにも事情は違えど、東出昌大さんもスケジュール管理や連絡、現場までの運転などをすべてひとりでこなしていることを明かしていました。彼の場合はその身軽すぎるスタイルで、いま徐々に露出を増やしている印象です。
最近では、YouTubeが大きな収入源になっている芸能人も多く、そういった方々の場合、独立後は動画制作スタッフにマネージャーを頼む場合も多いようです」
11月30日付で旧ジャニーズ事務所を退所する岡田も、まもなく難しい問題に直面するのかもしれない。