中島健人の“収録延期”をファン擁護「けんてぃー可哀想」「普通にいじめだよ」背後に「ジャニタレ忌避」のスポンサー意向
「ついに始まったか、という印象ですね」
と語るのはジャニーズに詳しい芸能記者だ。
9月15日、トーク番組『A-Studio+』(TBS系)にゲスト出演予定だった、「Sexy Zone」中島健人の出演が延期となったと日刊スポーツが報じた。背景にスポンサーの意向があったとみられる。
「同番組は、花王の一社提供です。花王は9月12日時点で、ジャニーズ事務所の性加害問題を受け、所属タレントのCM起用を取りやめると発表していました。同社はこれまで、中島さんや『Aぇ! group』など4組と契約していたので、花王側が中島さんのゲスト出演を嫌がったと思われます」(芸能記者)
ジャニーズファンにとって恐ろしいのは、こうした流れが今後も続く可能性があるということだ。
「一社提供のみならず、複数のスポンサーを抱える番組でも、どこか一社が『ジャニーズNG』を出した場合、起用されなくなる可能性があります。櫻井翔がキャスターを務める『news zero』(日本テレビ系)は起用を継続すると発表していますが、少なくとも新番組などに起用される可能性は低いでしょう。こうして次々とメディアへの出演機会が減っていき、ファンクラブ会費とコンサートだけがジャニーズの収入源となる可能性があります」(同前)
とはいえ、ジャニーズファンを中心に「タレントに罪はない」「タレントは被害者だ」という論調があるのも事実だ。実際、今回の件を受けてネット上では
《どう考えてもけんてぃーが可哀想》
《花王はそうゆう事するんだ 普通にいじめだよね》
《タレントわるくない!もーすこし企業もマスコミもかんがえてよ!》
と、中島への同情の声があがっている。
「ただ、企業はテレビCMに巨額の宣伝費をかけています。番組にジャニーズタレントが登場することで自社のイメージブランドが傷つくことがあっては、本末転倒です。企業側としては、タレントに罪がないことはわかっていても、ジャニーズ事務所に所属している以上は非常に使いづらい。ジャニーズ事務所を辞めてもらうくらいしか、解決策は浮かびませんね」(広告代理店関係者)
所属事務所から“RUN”するタイミングかも…。