ものに囲まれた部屋から一転、「捨て習慣」で身軽な暮らしを手に入れたアンミカさん。なかなか手放せない人の背中を押してくれる名言をお届けします! 今回はアンミカさんの「捨てられない」が変わったワケを教えてもらいました。

アンミカさんの「捨てられない」が変わったわけ

「もともとは捨てるのが苦手」というアンミカさんが片づけに目覚めたのは、コロナ禍がきっかけ。「私は思い出のつまったものに囲まれて暮らすのが好きで、引き出しにもパンパンにつめ込んでしまうタイプ。でも家で過ごす時間が長くなると、きれい好きな旦那さまがストレスを感じるようになって。話し合った結果、お互いが心地よく暮らすためにも、捨て上手を目指そうと決めました」

今は仕事に余裕のある2月と8月の年2回、クローゼットを見直し、不要なものを手放すルールに。

「定期的に捨てるようになってから、部屋の状態と生き方は直結すると感じますね。日頃から体は“魂の箱”だと考えているのですが、その体を休ませる場所を整えることで魂も喜ぶし、生き方に余白が生まれてハッピーになれるんです」

●服を「全部出し」して一気に見直し

9時間かけてクローゼットや倉庫を見直し。「寄付するもの、捨てるものに分け、合計13袋を手放しました」

●すぐに増える紙袋はここに入るだけ!

紙袋をため込みがちなアンミカさんを見かねて、夫がつくってくれた専用棚。「あふれた分は手放すルール」

●人にも自分にも優しくなれないときは、まず「捨て」てみる

ものもスケジュールも、パンパンにつめ込まれていると心の余裕がなくなりがち。イライラしたら「捨ててみる」ことでゆとりが生まれ、人にも自分にも優しくなれます。

●捨てるのに悩んだら「遠距離恋愛」してみて

ものも人と同じで、会うと情が湧いてしまうもの。迷ったら、見えない場所へ一定期間置いて“遠距離恋愛状態”にしてみると、意外と「なくても平気」と気づけますよ。