「同世代では頭ひとつ抜けている」FC東京はなぜ佐藤龍之介と16歳でプロ契約を締結したのか。社長とGMが決断の理由を語る
16歳でのプロ契約は異例と言えば異例だろう。そもそも、なぜFC東京は今回の決断をしたのか。
川岸滋也社長は語る。
「すでにルヴァンカップ、Jリーグの公式戦に出場していまして、スターティングメンバーの出場となりますと久保建英選手よりも早い。クラブ最年少の出場記録です。そこでのプレーも堂々たるもので、その意味でクラブとしては早い段階で高いレベルでの試合を経験させる必要があるだろうと、それによって成長を促そうというところを考えまして、契約をさせていただいたということです。
続いて、小原光城GMもこう話す。
「アカデミーでの活動ぶり、プレーぶり、年代別代表での活動ぶり、プレーぶり、さらに先ほど川岸も申し上げましたU-17アジアカップの活躍も含めて、総合的な判断をして彼の将来のパスウェイ(道筋)を考えた時に今このタイミングでプロに上げることがその成長を加速させることであろうというところで契約を決断しました」
ちなみに、そのGMから見た佐藤の特長は次のとおりだ。
「技術、インテリジェンス、特にゲームを読む力、運動量を含めたフィジカル、クイックネス、そのあたりが同世代では頭ひとつ抜けている実力を発揮できている。ゲームを読んで相手の嫌なことを、攻撃でも守備の局面でも選択している賢さといいますか、またメンタル的にもリーダーシップをしっかり出して味方とのコミュニケーションをしっかりと取れる。将来性も含めてチームの中心になって、リーグ優勝に導いてほしいです」
社長やGMが望むような成長を遂げれば、日本サッカー界の宝になる可能性はある。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
佐藤龍之介が16歳でFC東京とプロ契約を締結「サッカーを通じてたくさんの人の心を動かせる選手になります」
