ゴルファーのための食事学「炭水化物(糖質)とは?」
トータルゴルフフィットネス 管理栄養士の中島です!
前回の五大栄養素に引き続き、今回は「炭水化物とは何か?」について解説致します。
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ゴルファーにとって炭水化物(糖質)は必要か?
「炭水化物」特に「糖質」と聞くと、昨今はあまり良くないイメージ、避けたい栄養素と考える方も多いのではないでしょうか。
太る、血糖値が乱れる、老化に繋がる、、、
などの単語と結びつけられることも多い栄養素ですが、適正量の摂取は重要です。
エネルギー消費量が多く長時間プレーを行うことの多いゴルファーの皆様にとって、理想の身体作りを行う上で、「糖質」は欠かすことのできない栄養素の一つと言えます!
炭水化物の分類とは?
炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の二種類に分けることができます。今回は、人間がエネルギー源として使うことのできる「糖質」のみに焦点を当てます。「食物繊維」はメリットが多く重要な栄養素ですが、人間が体内の消化酵素では消化できない為、エネルギーとして使用することはできません。また別途解説致します。
糖質の役割とは?
炭水化物は「糖質」と「食物繊維」の二種類に分けることができます。今回は、人間がエネルギー源として使うことのできる「糖質」のみに焦点を当てます。「食物繊維」はメリットが多く重要な栄養素ですが、人間が体内の消化酵素では消化できない為、エネルギーとして使用することはできません。また別途解説致します。
糖質が過剰になると?
糖質が過剰になると、以下の様なデメリットがあります。
・肥満
・生活習慣(糖尿病など)
つまり、糖質の過剰摂取は体内で中性脂肪の蓄積に繋がることから、様々な悪影響を生みます。皆様が長く健康にゴルフを楽しむ上で、理想とする体型の崩れに繋がるだけでなく、血糖値の乱れなど、様々な生活習慣病の発生に繋がる可能性が上がります。
糖質が不足すると?
一方糖質が不足すると、以下の様なデメリットが考えられます。
・脳の働きが鈍くなる
・筋肉や脂肪が分解されやすくなる
つまり、ゴルフにおいてはラウンド中「判断力・集中力の低下」につながる可能性があります。また脂肪や筋肉の分解を促すことで、身体作りを行う上で筋力トレーニングの効果を最大限発揮しづらくなります。
糖質の適切な摂取量とは?
日本人の食事摂取基準2020では、炭水化物の摂取エネルギー比率を目標値で50〜65%と示しています!
目標値には個人差があります。個々の目標や身体の状態によって、適正な値は変化します。
次回は「たんぱく質」について解説させていただきます!
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[文:トータルゴルフフィットネス - ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。