ダウン症児家族がイベントで交流深めて″コミュニティー拡大″へ
ダウン症の子どもとその家族が交流を深め、情報交換などをするイベントが17日、佐野市で行われました。
佐野市にある葛生あくとプラザで開かれたイベントには、県内外からダウン症などの障がいがある子どもとその親など合わせて約700人が参加しました。
イベントは、ダウン症の子を育てる親同士が気軽に話すことのできる場を全国各地で提供する団体「トリクマカフェ」の北関東3県の支部の合同企画で、今回初めて開催されました。
会場では、子どもたちによるパフォーマンスや発達支援を行うデイサービスによる療育の体験、それに交流スペースも設けられました。
イベントの企画者でトリクマカフェの店長を務める黒崎史果さんによりますと、ダウン症の子どもは約700人に1人の割合で生まれてくるといい、親同士のつながりを持つことが難しいということです。
参加した親たちは、子どもの発達や療育についての悩みを語り合って親睦を深めていました。