東北道に並行のバイパス13年ぶり延伸 国道282号「一本木バイパス」 “ぐにゃ”解消もまだ少し“ぐにゃ”
最後のところだけちょっとお待ちを……。
“ぐにゃ”っとしていた国道バイパス
岩手県が整備を進めている国道282号「一本木バイパス」が2023年7月24日に延伸。同日に道路切り替えが行われます。
一本木バイパスの矢印の部分が開通する(画像:Google earth)。
一本木バイパスは東北道に並行する国道282号のバイパスで、滝沢市の住宅密集地を迂回します。この北側には陸上自衛隊岩手駐屯地や、県の自動車運転免許試験場もあるほか、東北道不通時の代替路としての役割も期待されています。
全体で3.94kmとなるバイパスのうち、北側の2.82kmは2010年に開通済み。今回、用地買収の難航などから遅れていた南側区間1.12kmが13年ぶりに開通を果たし、現道と接続します。ただ、北側の接続部は一部未開通で、細い仮の接続路で現道とつなぐ形になります。
従来は、この北側の接続部付近で急カーブがあり、一部クランク状の経路で現道につながっていました。道路切り替え後、旧道の急カーブ部分など一部は通行止めになります。