道央道アクセス改善「新石狩大橋 4車線化」工事大詰め ″唯一の2車線区間″年度内解消へ仕上げ
2023年度中に道央道まですべて4車線化されます。
2023年度中に4車線化開通
狭い2車線道路の国道275号新石狩大橋(画像:国土交通省)。
国土交通省 札幌開発建設部は2023年7月13日(木)、江別市内で整備を進める国道275号新石狩大橋周辺の4車線化工事について、橋上の対面通行を解消して旧橋と新橋にそれぞれ上下線を割り振る形へ切り替えました。
当該区間は国道275号の中で、札幌中心部〜道央道に残された唯一の2車線区間(延長3.5km)。道北方面へのアクセス道路になっているほか、沿線には工業団地をかかえており、石狩湾新港への輸送ルートのひとつにもなっているため、ボトルネックとなり渋滞が多発。夏季は橋をわたるだけで最大10分かかる状態でした。「江別北道路」という事業で、2013年から石狩川にもう1本橋を架ける工事が始まっています。
新橋には念願の歩道も設置。昨年8月に完成し、新橋での対面通行となっていました。13日から北行きが新橋、南行きが旧橋を通行することになり、4車線完成にむけて仕上げの工事がおこなわれていきます。4車線化供用開始は2023年度中の予定です。