「国内最大級」!? まもなく復活 羽田空港「封印されし空港ビル」内のANAラウンジが最強な件
スポーツとかできちゃいそうな広さ…。
席数は計1300席
新型コロナウイルス感染拡大で、2020年3月の供用開始からわずか2週間足らずで閉鎖された羽田空港第2ターミナル国際線エリア。この“封印されし空港ビル”が2023年7月19日より、約3年3か月ぶりに運用を再開します。ここには、同エリアへ乗り入れるANA(全日空)が国内最大級のスペースをもつという空港ラウンジを設置しています。どのようなところなのでしょうか。
報道陣に公開された羽田空港第2ターミナル国際線エリア内のANAのラウンジ(2023年7月13日、乗りものニュース編集部撮影)。
ラウンジは、同エリア2階、3階、4階に位置し、最上級会員むけの「ANA SUITE LOUNGE」が約360席(受付は7/19の再開時点では閉鎖継続中)、「ANA LOUNGE」が約900席で構成され、約1300席の総座席数を有します。
ラウンジは建築家の隈研吾氏が監修で、庭園のようなしつらえが特徴。内部は自然のなかにある「青」を照明やアートなどの光で再現しているといいます。
「ANA SUITE LOUNGE」「ANA LOUNGE」ともに、バーカウンターが設置され、夕刻以降ここでバーテンダーが実際に作ったカクテルを味わうことができます。また、同エリアのラウンジのみで、LIVEキッチンによる食事の提供も行われます(ターミナル再開時は閉鎖継続)。
また、同エリアの「ANA SUITE LOUNGE」では、ANAのラウンジではここだけとなる、横になって寝られる「ナッピングエリア」が設置されているほか、半個室式の「プライベートエリア」が設置。朝の時間帯には、バリスタによるドリンクサービスも提供されます。
再開後の第2ターミナル国際線エリアは、まず午前5時から13時30分までの時間で運用されます。ANAによると、再開にともなって、羽田→ロンドン、上海・虹橋、香港、台北・松山行きの計5便が第2ターミナル出発に切り替わるとのこと。同社は今後も国際線の増便にともない、第2ターミナルから運航する路線を拡充する予定としています。