筑肥線の電化40周年と、福吉〜浜崎間開業100周年に合わせ実施。

8月6日にはお披露目会も開催


JR九州の103系電車(画像:写真AC)。

 JR九州は2023年8月8日(火)より、筑肥線などで使われる103系電車1本(3両編成)を、JNRマーク付きの国鉄色に復刻して運行します。JNRマークとは「Japanese National Railways」の頭文字で、日本国有鉄道のこと。このたび筑肥線の電化40周年と、福吉〜浜崎間開業100周年に合わせて実施されます。

 運行区間は筑前前原〜唐津間と、唐津線の唐津〜西唐津間。なお2日前の6日(日)には、唐津車両センター(佐賀県唐津市)でお披露目会も開催されます。復刻された103系の外観や内装、運転台を見学できます。

 お披露目会は午前(11時半〜)と午後(1時半〜)の2部制です。時間は90分、募集人数は各回35人。参加費は1人9800円(大人・子ども同額)です。申し込みは専用ウェブサイトで受付中です。

 7月1日現在、103系は筑肥線(唐津線)で見られるほかは、JR西日本の加古川線と播但線でのみ残っています。1963(昭和38)年から20年ほど製造され、その量数は3400両を超えますが、これは現在も単独の形式としては破られていません。