灯台の管理も海上保安庁の仕事。

湾内にラッコが入ってくるのは貴重なケース

 海上保安庁は2023年7月10日、根室海上保安部の交通課職員が管内の灯台を巡回中、歯舞漁港の湾内でラッコを発見したと公式Twitterで伝えました。


根室海上保安部所属の砕氷巡視船「てしお」(画像:海上保安庁)。

 職員は、歯舞漁港の温根元地区で、波がないにも関わらず水音がしたため付近を見渡したところ、突堤方向へクルクルと回りながら泳いでいるラッコを発見。その様子を撮影したとのことです。なお、港内にラッコが姿を見せることは珍しく、貴重な写真とのことです。

 Twitterに投稿されたラッコの写真には、「ラッコ見る仕事俺もやりたい」「日本にもラッコが棲んでいるんですね!」「貴重なお写真をありがとうございました」といったコメントが寄せられています。

 ちなみに、日本には3000を超える灯台がありますが、そうした灯台や無線方位信号所などの航路標識を維持・管理するのも海上保安庁の重要な任務となっています。