インテル、ボルシアMG退団のテュラム獲得へ…5年契約を締結か

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 インテルが、ボルシアMGからフランス代表FWマルクス・テュラムの獲得に迫っているようだ。27日、イタリアメディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が伝えている。

 現在25歳のテュラムは、現役時代にパルマやユヴェントス、バルセロナなどで活躍した元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の実子。ソショー、ギャンガンを経て、2019年夏からボルシアMGでプレーしている。また、2020年11月にはフランス代表デビューも果たし、FIFAワールドカップカタール2022では5試合出場で2アシストを記録して決勝進出に貢献した。

 2022−23シーズンはボルシアMGで公式戦32試合に出場し、16ゴール7アシストを記録したテュラムだが、契約満了に伴い、今夏に退団することが決定している。そんな同選手にはパリ・サンジェルマン(PSG)やミランなど多くのクラブが関心を示していたものの、インテルへの加入に近づいているようだ。

 報道によると、テュラムはすでにメディカルチェックを終えており、インテル加入発表は時間の問題になっているという。なお、同選手はインテルと2028年6月30日までとなる5年契約を締結することになり、年俸は600万ユーロ(約9億4600万円)程度になるようだ。

 インテルではボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコがフェネルバフチェへとフリー移籍したことから、同選手の代役としてテュラムが加入することになりそうだ。