レッズのエリー・デラクルーズ内野手【写真:ロイター】

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レッズのデラクルーズは「プロスペクトとして求める全てを持っている」

 米大リーグ・レッズの21歳ルーキーが鮮烈なデビューを飾っている。6日(日本時間7日)にメジャーデビューした21歳エリー・デラクルーズ内野手は持ち前のパワーとスピードを随所で披露。通算2095安打、343本塁打で2010年にはMVPにも輝いている同球団の先輩も「球界一のパワーの持ち主かもしれない。明らかに(アーロン・)ジャッジやジャンカルロ(・スタントン)、ショウヘイ(・オオタニ)級だ」と絶賛している。

 デビュー2戦目で放ったメジャー1号は打球速度114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離458フィート(約139.6メートル)の衝撃弾だった。MLB公式サイトの2023年有望株ランキングで全体3位に選ばれたデラクルーズは、ここまで14試合に出場し、打率.321、2本塁打、6打点、6盗塁、OPS.923と期待に違わぬ活躍を見せている。身長6フィート5インチ(約195.6センチ)の大型遊撃手。すでに一塁ゴロを内野安打にしてしまうスピードも披露している。

 通算2095安打、343本塁打で2010年にはMVPにも輝いているジョーイ・ボット内野手もデラクルーズに驚嘆している1人だ。米ストリーミングサービス「ピーコック」の番組「ダン・パトリックショー」に出演したレッズ一筋17年目のベテランは、「彼は球界一のパワーの持ち主かもしれない。明らかにジャッジやジャンカルロ、ショウヘイ級だ」と絶賛した。

 ヤンキースのジャッジ、スタントン両外野手、エンゼルスの大谷翔平投手とも比較できる球界屈指のパワーの持ち主でありながら、驚異のスピードも兼ね備えていると称えるボット。「プロスペクトとして求める全てを持っている」と手放しで称賛していた。

(THE ANSWER編集部)