ハーランドは1シーズンでのゴール数をどこまで伸ばせるか。心配なのは怪我だけだ。(C)Getty Images

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 現地時間4月11日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の第1レグで、マンチェスター・シティは、バイエルン・ミュンヘンと本拠地エティハドで対戦。3−0で圧勝し、3大会連続でのベスト4進出に大きく前進した。

 その立役者となったのが、絶好調のアーリング・ハーランドだ。まず1−0で迎えた70分にショートカウンターから柔らかいクロスを送り込み、ベルナウド・シウバの追加点を完璧にお膳立てすると、77分には自ら勝利を決定づける3点目を奪ってみせた。

 これで22歳のノルウェー代表FWは、シティ加入1年目の公式戦ゴール数が45点に。並んでいたルート・ファン・ニステルローイ(02-03/当時マンチェスター・ユナイテッド)とモハメド・サラー(17-18/リバプール)を抜き、プレミアリーグのクラブ所属選手としてはシーズン最多スコアラーとなった。
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 ハーランドは今回のバイエルン戦が今シーズン39試合目。ファン・ニステルローイとサラーはいずれも52試合の出場で44ゴールを奪っており、その得点ペースも異次元だ。

 すでに、ホームでの3試合連続ハットトリックや、1929年以来続いていたトミー・ジョンソンのクラブ年間最多ゴール記録更新など、次々に偉業を成し遂げていたなか、若き怪物がまた新たな金字塔を打ち立てた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部