一宮JCTの渋滞対策工事も進めます 名神集中工事で「早朝から深夜まで渋滞」予測 5〜6月
東海環状道が早くできて欲しい!
名神集中工事 小牧の渋滞再び
NEXCO中日本名古屋支社は2023年3月3日、名神高速の小牧IC〜大垣IC間の上下線で5月28日から6月17位置まで集中工事を行うと発表しました。
一宮IC〜一宮JCT付近の渋滞(画像:NEXCO中日本)。
期間中は、土日も含めた昼夜連続の車線規制が実施されるため(規制期間は区間により異なる)、激しい渋滞が予測されています。上り線は、小牧IC付近を先頭に最大20km、安八スマートIC付近を先頭に最大15km、下り線は一宮JCT付近を先頭に最大10km、安八スマートIC付近を先頭に最大10kmのとのこと。渋滞は「早朝の6時頃から夜間の22時頃にかけて」と、かなり広い時間帯で予測されています。
また、一宮JCTに接続する東海北陸道の上り線は最大5km、名古屋高速一宮線の一宮方面行きは最大2kmの渋滞が予測されているということです。東西を横断するドライバーなどには、伊勢湾岸道などへの迂回がよびかけられています。
工事内容は老朽化した舗装や床版(舗装が載る道路の床板部分)の補修、維持作業などですが、そのなかに「一宮JCTの渋滞対策工事」が含まれます。
名神と東海北陸道が交わる一宮JCT付近は慢性的な渋滞が見られることから、一宮IC〜一宮JCT間の2.7kmで、道路幅は拡幅せずに車線幅や路肩の幅を変更して、4車線を6車線にする工事を進めています。今回の工事では橋梁の床版を補強するシートを設置するとのこと。ただ、NEXCO中日本名古屋支社によると、今回の工事で整備が終わるわけではなく、4車線化の時期は未定といいます。