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 モハメド・サラー、サディオ・マネらと共にリヴァプールの攻撃陣にて、一時代を築いた選手の1人であるロベルト・フィルミノが今夏退団することが明らかとなった。2015年にTSGホッフェンハイムから加入し、その走力やプレス、そしてアシストによって不可欠な存在となっていたブラジル人FWだが、8年を経て契約満了により遂にクラブを後にすることに。英紙ガーディアンによれば選手自身は延長希望をクロップ監督に伝えていたものの、それが実現することはなく昨夏のマネに続きリヴァプールを去る。

 これまでリヴァプールにて公式戦353試合に出場して107得点、78アシスト。数字だけでも見事なものだが、ファンにとってはそれだけでなく決して諦めない闘志、そしてクレバーさなどでCL、FA杯、そしてなにより30年ぶりのプレミア制覇の立役者として記憶されることだろうが、リヴァプールは既に過渡期に入っており、今季はダーウィン、ジョッタ、ガクポ、負傷中のルイス・ディアスら、そしてサラーらとの定位置争いで居場所の確保しきれていない状況。なお新天地については今のところはまだ不明。