レアな鉄道グッズも多数販売されます。

「駅社員目線」で地域の魅力PR 公式SNS開設も

 JR東日本大宮支社は2023年2月24日、大宮駅が開業した3月16日を「おおみや鉄道の日」に制定すると発表しました。今後、駅と周辺エリアの一体的な活性化を目指し、毎年記念イベントを開催していく予定です。


大宮駅(画像:写真AC)。

 さいたま市の大宮駅周辺は、鉄道に関連する施設が多いほか、鉄道が街の発展に大きな役割を果たしていることから「鉄道のまち」として知られています。今回の取り組みは鉄道開業150周年を機に、「鉄道のまち大宮」の更なる周知を図りたいという駅社員の想いが背景にあるそうです。
 
 具体的な取り組みとしては、「鉄道のまち大宮」を表すロゴマークを投票で制定するほか、JR東日本の公式ホームページ内に専用ページを設け、公式SNSもスタートさせる予定。駅や周辺エリアの情報、イベントや地域の魅力といった情報を駅社員の目線で発信していく方針です。
 
 3月16日には開業式典が開催される予定となっており、大宮駅社員が内容を監修し、大宮総合車両センター社員が制作した「てつまちウェルカムボード」が序幕されます。ボードには鉄道にゆかりがあるポイントをまとめたマップや、明治時代以降の鉄道と大宮の歴史が記載され、待ち合わせ場所として知られている東西連絡通路「まめの木」横に設置されます。
 
 開業式典と合わせて開催されるイベントでは、昔ながらの「立ち売り」を再現した駅弁販売やグランクラス座席のモックアップ展示、鉄道カプセル祭なども開催。大宮工場(現:大宮総合車両センター)の鉄道員が昼食によく食べていたことが発祥のきっかけとなった「大宮ナポリタン」を巡るスタンプラリーも行われます。