カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】

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MLB最強右翼手アンケートでジャッジに次ぐファンの支持

 3月に開催される野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表入りが噂される米大リーグ・カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手の絶大な人気ぶりが話題を集めている。MLB公式放送局がMLB最強右翼手を決める投票を行ったが、ヌードバーはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手に離されているものの、それに次ぐ2位クラスの支持を受けた。

 MLB公式放送局「MLBネットワーク」公式ツイッターは「今、MLBで誰が右翼手のトップなのか?」と4日に呼びかけた。昨季ア・リーグ新記録の62本塁打を放ったジャッジ、フィリーズのブライス・ハーパー外野手ら実力者16人のうちに「LARS NOOTBAR」の名前も候補に入れた。返信欄では、ジャッジを筆頭にドジャースのムーキー・ベッツ外野手、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手の名前が挙がる中、メジャー2年目の新鋭も高い人気ぶりを見せた。

 メジャーファンたちは「圧倒的にラーズ・ヌートバー」「一人は62本塁打でMVPを獲得した男と、もう一人はラーズ・ヌートバーという男。引き分けだ」「ヌーーーーーート」「ラーズ・ヌートバーはまだ全力の10%しか出していない」「ラーズ・ヌートバーで議論の余地なし」「ラーズ・ヌートバーという名前だけでも彼しかいない」と次々に猛プッシュした。

「ヌートバーはすべての打球をグラブに収める。肩はロケット砲で、フェンスにも怯まない。他の候補者はオフェンスで選ばれているが、この偉大な守備こそがカージナルスの流儀なんだ」と守備力を絶賛する声も。日本人の母と米国人の父を持ち、名門カージナルスでムードメーカーとしても高い人気を持っている若武者とあって、今回の投票でも熱烈な支持を受けていた。

 16人の候補から外れていたが、カブスの鈴木誠也外野手の名前を挙げるファンもいた。

(THE ANSWER編集部)