「バス旅Z反省会SP」少なすぎるマドンナ出演が物語る「クビになった2人」の評価

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 何度も放送が延期されてきた「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z ヒストリー&大反省会SP」(テレビ東京系)が、「ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z 全部見せます!新春大放出SP」とタイトルを変えて、1月7日にようやく放送されることになった。

 同番組は今年8月の第19弾でミッションを果たせず、通算成績で負け越し、クビになった田中要次と羽田圭介の「バス旅Z」を第1弾から全て振り返る内容で、本来は10月8日に放送される予定だった。ところが、世界卓球の中継によって延期。その後もなかなか放送されず、お蔵入りするのではないかとの指摘も出ていた。結局、年をまたいだものの、なんとか放送される。

 これを最後に「バス旅Z」は終了するわけだが、最後とは思えないほどマドンナの出演率が悪いのである。番組の公式サイトによると、スタジオにやってくるのは村井美樹(第4弾マドンナ)、鈴木杏樹(第15弾)、神田愛花(第17弾)のたった3人。VTRで出演するのは大島麻衣(第6弾)、真琴つばさ(第9弾)、東ちづる(第13弾)、馬場典子(第19弾)の4人だ。全19人のマドンナのうち、半分にも満たない7人しか登場しない。

 ちなみに、出演しないのはIMALU(第1弾)、舟山久美子(第2弾)、ラブリ(第3弾)、小野真弓(第5弾)、秋本奈緒美(第7弾)、佐藤藍子(第8弾)、水野裕子(第10弾)、優木まおみ(第11弾)、井上和香(第12弾)、北原里英(第14弾)、梅宮アンナ(第16弾)、松井珠理奈(第18弾)の12人だ。テレビ誌記者も苦笑して、

「この中には諸事情があって出演が難しい人も見受けられますが、特に問題なさそうな人がほとんど。それなのに、なぜ出演しないのか。考えられるケースとしては、そもそも番組制作サイドが『バス旅Zにはそんなにお金をかけられない』とオファーしていないことがある。また、オファーはあったのに出演しない人がいたとすれば『今さら出るメリットがない』と判断されたのでしょう。図らずも、田中と羽田の人望のなさが浮き彫りになった形です」

 太川陽介と蛭子能収の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」も第19弾の後に「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 大感謝祭」が放送された。この時はスタジオに13人のマドンナが集合、VTRで4人が出演し、全19人のマドンナのうち17人が登場。太川と蛭子にねぎらいの言葉を送っていたものだ。

 マドンナの出演率の差が、太川と蛭子、田中と羽田の両コンビの評価の違いを物語っているようではないか。次の新コンビの「愛され度」が注目される。