決勝ゴールを決めて吠える浅野拓磨【写真:ロイター】

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カタールW杯、後半38分に決勝弾

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)は23日、グループリーグで日本―ドイツ戦が行われ、日本は2-1で勝利。格上の強豪を相手に、衝撃の逆転劇を演じた。1点を追う後半、途中出場の堂安律、浅野拓磨が続けて得点。特に決勝弾を記録した浅野については海外記者からも「最初はからかわれたアサノが最後は笑った」と絶賛の嵐となった。

 世界に衝撃を走らせたのは1-1で迎えた後半38分。自陣からのFKから板倉がロングボールを送ると、裏に抜け出した浅野が加速した。ペナルティエリア右まで運び、角度のないところからシュート。これがニアサイドに決まり、逆転に成功した。7分のアディショナルタイムも守り切り、大金星となった。ツイッター上では、続々と海外記者から喝采が上がった。

 直前に裏に抜け出した際に競り合ったドイツDFから小馬鹿にするようなアクションをされており、英ラジオ局「トークスポーツ」は「最初はからかわれたアサノが最後は笑った」と痛快な決勝弾を称えた。

 米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のベン・ジェイコブズ記者も「タクマ・アサノによる最高のフィニッシュ。彼はドイツでプレーしている。もう1つの大番狂わせだ」と称賛。米スポーツ専門局「NBCスポーツ」のジョー・プリンスライト記者は「ロングボールをアサノが叩き込む。見事なコントロールだった。でもドイツは何をしてた?」と振り返った。

(THE ANSWER編集部)