23日、2022-23 Yogibo WEリーグ開幕節の3試合が各地で行われた。

朴康造新監督のもとで連覇を目指す昨季の覇者、INAC神戸レオネッサはホームで大宮アルディージャVENTUSと対戦。2-0と快勝した。

神戸は脇阪麗奈をアンカーにした[3-5-2]を採用して立ち上がりから押し込み、カットバックから成宮唯のシュートなどチャンスを量産すると、35分に先制点を奪取。中盤でプレスを掛けて大宮のパスミスを誘発し、速攻から左サイド深い位置を取ると、水野蕗奈のクロスに田中美南が頭で合わせて試合を動かした。

後半はハーフタイム明けに2枚替えを行った大宮にペースを握られるも、徐々に対応して80分に追加点。くさびのパスを受けた郄瀬愛実が右サイドへ展開し、守屋都弥のクロスをニアで成宮がすらしてファーの田中が蹴り込んだ。

昨シーズンよりも攻撃的となった神戸がそのまま2-0で勝利。連覇へ向け、幸先の良いスタートを切っている。

広島広域公園第一球技場ではサンフレッチェ広島レジーナとジェフユナイテッド市原・千葉レディースが顔を合わせた。

先制したのは千葉。37分に左CKを獲得すると、鴨川実歩のキックにニアで大滝麻未。ヒールで流し込むように合わせ、出産から復帰後初ゴールを決めた。

ビハインドで折り返した広島だったが、後半のファーストプレーで中嶋淑乃が同点弾。短くなった相手のバックパスをさらい、ボックス左からの強烈な右足シュートでネットを揺らす。

50分には右CKで小川愛がペナルティライン際へのグラウンダークロスを選択すると、走り込んだ瀧澤千聖が右足で合わせ、瞬く間に逆転に成功した。60分には裏抜けから鴨川に一対一を許すも、GK福元美穂がビッグセーブを見せ、チームを鼓舞。以降、スコアは動かず、昨季AC長野パルセイロ・レディースでチームトップスコアラーとなった瀧澤の移籍後初ゴールで、広島が逆転勝ちを収めている。

また、埼玉スタジアム2002で行われた三菱重工浦和レッズレディースvsAC長野パルセイロ・レディースの一戦は、塩越柚歩の先制ゴールなどで、浦和が3-2と打ち合いを制している。

◆第1節

10月22日

マイナビ仙台レディース 3-1 ちふれASエルフェン埼玉

日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-0 アルビレックス新潟レディース

10月23日

INAC神戸レオネッサ 2-0 大宮アルディージャVENTUS

三菱重工浦和レッズレディース 3-2 AC長野パルセイロ・レディース

サンフレッチェ広島レジーナ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

WE ACTION DAY(今節試合なし)

ノジマステラ神奈川相模原