夜の羽田でもだいぶ目立ってましたヨ!

中国で1ヶ月の塗り替え作業ののち

 ANA(全日空)が2022年10月3日より、テレビアニメ『鬼滅の刃』のキャラクターをあしらった特別塗装機「鬼滅の刃 じぇっと -参-」を国内線定期便に就航させます。運航開始を直前に控えた9月29日20時すぎ、実機が羽田空港に到着しました。


羽田空港に到着したANA「鬼滅の刃 じぇっと -参-」(2022年9月29日、乗りものニュース編集部撮影)。

 担当予定機は、ボーイング777-200ER国内線仕様機「JA745A」。機体デザインは「ANAの機体のためだけに描き下ろした、ufotable描き下ろしイラストを使用した」とのことで、白ベースの胴体に、炭治郎・煉獄・天元が描かれているのが特徴です。

 航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、この機は8月29日に中国・アモイへ回送運航されています。同機はアモイで塗装を塗り替えたのち、このほど日本に戻ってきたと見られます。

 ANAでは、2021年12月からテレビアニメ『鬼滅の刃』とのタイアップを開始し、2022年1月に特別デザイン機の1機目「鬼滅の刃 じぇっと -壱-」を就航させ、2022年3月に2機目となる「鬼滅の刃 じぇっと -弐-」を就航させました。過去の2機はともに国内線仕様機のボーイング767-300が担当していましたが、今回新たに就航する3号機はひとまわり大きなボーイング777-200ERが用いられます。

「鬼滅の刃 じぇっと -参-」では炭治郎・煉獄・天元による機内アナウンスが実施されるほか、タイアップ限定のオリジナル CAエプロンの追加、「鬼滅の刃 じぇっと -参-」機内限定のヘッドレストカバーも設置。国内線全路線で展開している紙コップも新デザインとなって登場します。

 定期便運用開始後の同機は10月3日から16日まで、羽田〜福岡、伊丹、新千歳の計3往復で固定ダイヤで運航予定です。それに先立って1日には羽田空港ANA格納庫で機体披露イベントを開催。翌2日には、成田空港発着の遊覧フライトも実施予定です。