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 ウォルバーハンプトン・ワンダラーズはサシャ・カライジッチが長期離脱を余儀なくされたことを受け、既報通りにジエゴ・コスタを獲得したことを発表した。33歳のブラジル人ストライカーとは、1年契約を締結している。移籍市場は既に閉幕されているもののブラジル代表として2試合、スペイン代表としては24試合に出場した経験をもつFWは、今冬にアトレチコ・ミネイロを離れて以来、ここまでフリーの状況が続いていた。

 そんな中でこの夏の移籍市場において、VfBシュトゥットガルトから獲得したばかりのオーストリア代表FWが十字靭帯を断裂してしまったウォルバーハンプトンが、かつてチェルシーFCで活躍をみせたベテランに白羽の矢を立てて練習へと招待。確かにコスタは時に規律面での問題も指摘されながらも、チェルシー後でもアトレチコで引き続き見事な成績を残してきた実績を誇る。

 「プレミアリーグで再びプレーする機会を得られたことは、僕にとってとても重要なことだった」と加入への喜びを語ったコスタは、特にポルトガル人選手が多いことで順応しやすいことも指摘しつつ、「再びピッチに立つことにとてもモチベーションは高まっているよ。チームの助けになれると思う。ただ自分が今、置かれている状況についても理解しているし、時間は必要だろうね」とも付け加えた。