ウルヴスがジエゴ・コスタ加入を発表! 1年契約で5季ぶりのプレミア復帰、背番号「29」

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 ウルヴァーハンプトン(ウルヴス)は12日、元スペイン代表FWジエゴ・コスタの加入を発表した。

 D・コスタは今年1月にアトレチコ・ミネイロとの契約を解除していたため、移籍金の発生しないフリートランスファーでの加入となる。労働ビザの問題で一時は契約締結が危ぶまれたが、ウルヴスの訴えが認められて、1年契約を結ぶことに成功。背番号は「29」に決定した。

 現在33歳のD・コスタはブラジル出身。ブラガやアトレティコ・マドリード、チェルシーなどでもプレーした。2014年夏から2018年1月にかけて所属したチェルシーでは、公式戦通算120試合の出場で59ゴールを記録。2度のプレミアリーグ優勝に貢献した。また、アトレティコ・マドリードでは公式戦通算216試合の出場で83ゴールを挙げ、2度のラ・リーガ優勝や2017−18シーズンのヨーロッパリーグ優勝などを経験した。

 ウルヴスは今夏に加入したオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチがデビュー戦で前十字じん帯を損傷。長期離脱を余儀なくされ、代わりのストライカー補強が急務となっていた。

 D・コスタは加入に際し、クラブ公式のインタビューを通じてコメント。「ウルヴスはサッカーをよく知る優秀な選手たちが集まる一流のクラブで、プレミアリーグで再びプレーできるチャンスがあることが最大の魅力だった。技術的な面や選手の質だけでなく、多くの選手がポルトガル人であるという事実も、僕の移籍をよりスムーズなものにしてくれるだろう。僕はプレミアリーグが好きで、いつも追いかけていた。僕は常にプレミアリーグが世界一のリーグだと考えている」と、5シーズンぶりのプレミアリーグ復帰に喜びを示した。

 また、ウルヴスが公式Twitter(@Wolves)に投稿した加入発表動画は、D・コスタが3匹の狼を繋ぐ鎖を持ちながら暗闇から現れるというものだった。同選手は撮影時を振り返り、次のようにコメントした。

「死ぬほど怖かったよ。鎖を持ちながら、『このオオカミが僕の上に飛び乗ろうと思ったらどうしよう』とずっと考えていたら、3匹が本当に飛び乗ってきたんだ。調教師の女性が何度も呼びかけても、彼らは動かなかった。彼らが来て足の臭いを嗅いだ時はもうダメだと思ったね。クールな体験だったけど、あまり快適なものではなかった。僕は5匹の犬を飼っているけど、彼らは狼じゃない!」

【動画】コワモテのD・コスタも「死ぬほどビビった」“ウルヴス”の加入発表動画
It's official. ✍️ pic.twitter.com/FXcgReSlsr— Wolves (@Wolves) September 12, 2022